【Rouge et Noir】-Double Down- ピットボス アーレン・クライヴ
⭐︎このブログはネタバレを含んだ感想となってます。

【Rouge et Noir】シリーズ第三弾。ピットボス アーレン・クライヴ(CV:テトラポット登)の登場です。
彼はですね、人気というのは知っていたんですが、なんというかハッピーエンドを好む私にとって難易度が高かったわけです
だって、ヒロインは麻薬取締官で彼は摘発しなきゃいけない相手。
どうやっても甘々なハッピーエンドとは言い難いのが想像できます。
悲恋、バッドエンド、メリバさえも苦手なんですよ。
小心者です、はい。
でも、人気からにはそれなりの理由がある!
……でもね。。。
ということで実は周防課長やセナくん、それどころかジルから先に聴きました。
ジルを聴いて、「あ、いけそうかな?」と(笑)
そう、アーレンさんは昨年になってやっと聴く勇気を持てたばかり。
【Rouge et Noir】自体、発売されてから一年以上経ってから聴きいたもので。
というか、これでシチュエーションCDって面白んじゃない??と思い知ったというか(笑)
「ささ恋」のような穏やかなお話が好みなんですが、これは別腹です〜〜♪
皆さんのレビューや感想を見ていたら多くの方が「良かった」とあったから、ストーリーはいいものとは思ってましたよ。
でも、そのお陰というか「Double Down」「Maximum Bet」を続けて聴くことがきでたので、それはそれで良かったかなと思います。
さて。
このアーレンさん。最初にまず思ったことはテトラさんの低音。
とってもいい低音で、アーレンそのもの。
ここでもタイトルコールにやられました。
もうね、腰砕け……(ノ_<)
そして、「裏社会の紳士」というだけあって、とても口調は穏やかで優しい。
ま、そんな人が怒ると怖いのはお約束ですが。
アーレンは「ハウス」と呼ばれる犯罪シンジゲートのナンバー2。
いわゆるマフィアですね。
ヒロインはそんなアーレンと接触してハウス内部に潜入することが任務。
ヒロインは頑張ってアーレンの愛人になったけれど、本来麻薬取締官てここまでするもんなのかな?と思わなくもないけど。
アーレンのヒロインは設定は共通なのだろうけど、なんというか他のキャラよりも「精神的に強い」気もします。
その反面、新人らしさというかまだ完成されていない女性の初々しさが強調されていたように思えました。
タイトルコールが終わったらすぐさまアレシーン。
余裕のアーレンについていくのがやっとなヒロインですが、年齢差というか経験差というか。
そこでも紳士らしさが溢れてましたね。でもちょっと野獣さも見せてくれる感じ。
ああ、耳責めがすんばらしい。。。
「今夜も良かったよ」
なんて、なんて、なんて紳士なんだっーーー!!
アーレンに取引場所へ同行を願い出て一緒について行った先で銃撃戦が始まった時、ヒロインは本気で怯えてます。まあ、実地訓練を積んだとはいえ、日本では銃撃戦なんてそうそう経験しないからね。
だから尚更アーレンの優しい包容力で「大丈夫、大丈夫」という言葉にはやられますよね~♪
そのアーレンは時折悪夢に魘されてます。
それを見ているヒロインは何かと心配しますが、アーレンは踏み込ませません。
冷酷に敵対組織や裏切り者を粛清する彼と何かに苦しんでいるような彼。
ヒロインはアーレンが何らかの理由でこの組織にいるのではと思うようになります。
それを思わず口にした時にアーレンはヒロインが麻薬取締官であることを知っており、あえてそばに置いていたことを教えます。
なぜか?ヒロインを殺しても新たに誰かが送り込まれてくるのが面倒だから。
アーレンはなんと元FBI。なので多くの犯罪者や他国の諜報員とも関わりがあり、その経験からヒロインの行動はバレバレだったよう。
……普通にFBI出身だけでもエリートだけど、彼は大学も飛び級組らしいのでかなりの頭脳の持ち主ということね~。
ヒロインと自分は敵同士、そこから本物の銃でロシアンルーレット、命のやり取りが始まります。
いやあ、新人ちゃんには辛いよねー。
余裕のアーレンに対して体を震わせながらも引き金を引くヒロイン。頑張る姿にお母さんは感激よっ!
最後の引き金をアーレンが引こうとした時にヒロインは引かせないように庇います。
そこでアメリカと日本の装弾数の違いがヒロインに勘違いさせたようです。日本は基本5発、アメリカは6発らしい。
アーレンは自分の命より彼を庇おうとしたヒロインの「愛」に苛立ち、そこで登場したのが「Rouge et Noir」。
ストラテジー(中和剤)を飲ませた後、Rouge et Noirを飲ませます。もちろんどちらも口移し♪
なので、二人ともヤバいです。
真壁さんと来栖さんは粉末を吸い込んだだけでもあんな風になったのにね。
もう獣です。
少なくともアーレンさんは凄かった……。
それからのヒロインは10日も監禁状態。
その間にRouge et Noirを摂取され続けてます。中毒症状があるはずなのにそれでも正気を保っているヒロイン。
そんなヒロインに胸の内で動揺しているアーレン。
とうとうヒロインを殺すことを決め銃を向けますが撃てません。
なんというか、アーレンの心情が伝わってくるテトラさんの演技がいいんでしょうね。
ヒロインを古い教会に連れ出して、そこで殺すことにします。
アーレンは最後にと自分のことを教えてくれます。
彼の本名は「ヴァン・クライヴ」でアーレンの双子の兄だということ。
本物のアーレンは二年前に殺されていること。
殺された弟の復讐をするためにアーレンになりすましてマフィアとして活動していること。
アーレンの遺体が未だ見つかっていないこと。それを探していること。
つまり三年前に来栖さんを撃ったのは本物のアーレンで今ここにいるアーレンとは違うってわけですね!
シリーズが微妙に繋がっているんですね。
そして再び銃を向けます。
もうヒロインは死ぬ覚悟を決めてます。強いです。
銃口を向けられても真っ直ぐにアーレンを見つめ返します。
やはり撃てないアーレン。
背を向けたアーレンに駆け寄るヒロイン。
たまらず抱きしめてキスを繰り返す二人が切なくて切なくて…。
えっと、これシチュエーションCDですよね?
映画じゃないですよね?
あれれ??
そのくらい映像となるシーンでした。
その後、別組織のマフィアが襲撃してきてヒロインを庇ったアーレンが撃たれます。
ヒロインもアーレンを守るために初めて人に銃を向け撃ち抜きます。
ヒロインに人を撃たせてしまったことを悔やむアーレンに彼女への愛を感じますね。
「恋は熱病のようなもの」
そう言ってヒロインからの愛を嘲笑っていたアーレンですが、彼自身もまた同じ熱病に侵されていたというわけですね。
アーレンはヒロインを眠らせて周防課長へ迎えにくるように伝えます。
そしてアメリカへと一旦帰国し、再びここへ戻ってくることをそっと耳元で囁きます。
「また会おう、麻薬取締官」
──これはね、合格です(笑)
ハッピーエンド好きの私が納得いく終わり方でした。
そもそも敵同士、というかアーレンは理由はあれど犯罪者なのだから大団円になるはずもなく。でも、聴き手にも次の出会いを予感させるものだし、いい余韻を残す形でエンドを迎えるなんて、とにかく全体を通してシナリオの良さに感動しました!
アーレン、本当にいい男だった……。
人気投票一位は嘘じゃなかった。さすが世の乙女の心を鷲掴みにするはずだわぁ♪
特典「Another End」
タイトル通り、もしも……、いわゆる「if」のストーリー。
最後、ヒロインが何もかも捨ててアーレンについて行ったら?ということで。
これもね、良かった。
アーレンはすでに自分自身さえ捨てた身。だからヒロインが何を失ったかなんて身をもってわかってる。
それでも離れられない。
うん、これから先に待ち受けるものだって計り知れないけれど、それを覚悟で一緒にいることを選んだ二人。
切なさはあるけれど、ラブラブでした。
アーレンがヒロインの前だけ素顔になれる、本来のヴァンになれるということで、今までどこか荒々しく抱いていた彼が嘘のように優しく触れてくれます。
こっちも好きですね~♪
⭐︎あくまで個人的な感想です。ぜひお手にとって聴いてくださいね♪
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Rouge et Noir Double Down ピットボス アーレン・クライヴ[CD] / ドラマCD (テトラポット登) 価格:2,200円 |
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